スキーマ療法勉強メモ。スキーマ、中核的感情欲求

今スキーマ療法というものを勉強しています。

備忘録的に少しまとめてみます。

今日はごく簡単なものを。

詳細はまた後日。

目次

スキーマとは

スキーマとは簡単にいうと、物事をとらえる枠組み。

今までの人生で学習して、作られてきた、価値観、信念、ルール、構えなどです。

あまりにも当たり前なので、普段意識することはあまりありません。

たとえば、赤信号は止まれ、止まらないと危険、など。

このスキーマのおかげで、いちいち判断しなくて済むので、効率的に安全に過ごしていけます。

このように、スキーマは本来自分を守ったりする適応的なものです。

早期不適応的スキーマ

しかし、逆にスキーマのおかげでしんどくなってしまうことがあります。

たとえば、「人は裏切るから信用してはいけない」などです。

それが作られた当初は、そう思うことによって自分が傷つくことから守ってくれていたはずです。

信用しなければ裏切られることもないので。

ただ、状況が変わった場合、そのスキーマがあるとしんどくなります。

周りに信頼できる人が増えて来たとした場合、人が善意で何かしてくれた時も、やはり信じられない。

褒められたとしても、疑ってしまう。

そうすると、仕事や私生活でも生きづらいですよね。

そのような、作られた当初は適応的だったけれど、今は適応的ではないスキーマを早期不適応的スキーマというそうです。

では、どんな場合に早期不適応的スキーマが作られるのか?

中核的感情欲求

早期不適応的スキーマができるのは、主に幼少期にある感情・欲求が満たされなかった場合が多いそう。

その感情・欲求を、「中核的感情欲求」と言って、以下の5つがあるみたいです。

①愛してもらいたい。守ってもらいたい。理解してもらいたい。

②有能な人間になりたい。いろんなことがうまくできるようになりたい。

③自分の感情や思いを自由に表現したい。自分の意志を大切にしたい。

④自由にのびのびと動きたい。楽しく遊びたい。生き生きと楽しみたい。

⑤自律性のある人間になりたい。ある程度自分をコントロールできるようになりたい。

P16

心の体質改善「スキーマ療法」自習ガイド (アスクセレクション)

心の体質改善「スキーマ療法」自習ガイド (アスクセレクション)

これらが満たされない場合、早期不適応的スキーマができるそう。

どんな早期不適応的スキーマができるかは、次回に。

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